学校法人中島学園 船橋ひかり幼稚園

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教育の基本方針
  • 「知」を導くさまざまな力を育む教育を進めます。豊かな情操を培い、たくましい身体を育てます。あらゆる分野に適応できる資質・能力の基礎を築き、生きる力の根を養う教育を重視します。

基本方針の内容
  • 幼児期の体験が人格形成の基礎を培ううえで極めて重要であることをふまえ、子どもの主体的な活動としての遊びを中心とした生活を軸に、基本方針を実現するため、安全を第一に以下の点を配慮した教育を目指します。

    1. 徳育と体育を重視する教育
    2. 自己肯定感を高める教育
    3. 社会性を養う教育
    4. 確かな資質・能力をはぐくむ教育
    5. 豊かな感性をはぐくみ表現する力を養う教育

教育の具体的内容
  • 1. 徳育と体育を重視すること
    教育の柱である知育、徳育、体育の中で特に徳育と体育に重点をおいた指導を進めます。徳育では善悪を正しく判断する力を身につけ、よいことを自発的に行おうという実践意欲につながるよう、個別の声かけやかかわり方を工夫します。体育では、日常的に行う身体活動はもとより、専門講師による基礎体力養成活動などを通して、安全で健康な生活をつくりだすことのできるたくましい身体の基礎をはぐくむ教育を進めます。

  • 2. 自己肯定感を高める
    幼児期に他者から愛されているという実感をもつことは、その人の生涯を豊かなものにするために極めて大切な要件だといわれます。教師は子どもとの信頼関係を深めることにつとめます。一人一人に寄り添い、個に応じたかかわりによって、子どもたちが自己肯定感をより高め、主体的自発的にもの事に向き合う意欲を引き出す教育を進めます。

  • 3. 社会性を養う
    集団生活の中において人とのかかわりを重視し、規範意識の芽生えをうながす活動を大切にします。集団の一員としての自覚を高めるとともに、自分に役割のあることにも気づくことができるよう指導を工夫します。他者との関係では、言葉による交流を重視し、伝える力と聞く力を身につけます。友だちを思いやる心をはぐくみながら、コミュニケーション能力を高めて社会性を養う教育を進めます。

  • 4. 確かな資質・能力をはぐくむ
    これからの教育課程では、各分野において資質・能力が問われる場面が多くなります。資質・能力には三本の柱があるといわれ、幼児教育では「①個別の知識や技能の基礎(何を知っているか、何ができるか)、②思考力、判断力、表現力等の基礎(知っていること・できることをどう使うか)、③学びに向かう力、人間性等(どのように社会・世界とかかわり、よりよい人生を送るか)」があげられ、③は①と②の土台であり目標であると位置づけられています。一般に資質は生まれつきの性質もしくは才能であるといわれますが、幼児期の探求や思考を伴う多様な体験の中でその基盤が確立すると考えてよいでしょう。幼児期における旺盛な好奇心を大切にして、探究する姿勢を励まし、思考力を養い、資質・能力をはぐくむ教育を進めます。

  • 5. 豊かな感性と表現する力
    日々の生活の中で心が動かされることがらに接したとき、いろいろに感じたり考えたりすることを大切にして、自分でそのことを表現する意欲と能力を高める教育を進めます。同時に音楽活動や制作活動による表現や造形に親しむ意図的な機会を通して、感性や創造力を豊かにはぐくむ教育も大切にします。

これからの教育課程の課題と本園の教育
  • 文部科学省のある教育課程専門部会報告の中で、近年、子どもの育ちの変化として
    「自制心や規範意識の不足」
    「基本的な生活習慣の欠如」
    「食生活の乱れ」
    「コミュニケーション能力の不足」
    「運動能力の低下」
    「小学校生活への不適応」
    などの問題点が指摘されています。(平成28年8月)
    これらは社会環境の著しい変化によってもたらされた新たな課題と考えられ、このことが小学校就学以降の子どもの生活や学習状況に好ましくない影響を与えることが懸念されています。生活態度の劣化や学力の低下が社会的問題として認識される昨今、幼児期の教育にその改善を期待する声が高まっているのは当然でしょう。本園がこれまで進めてきた教育には、このような負の課題を生じさせないための要素がつまっていると考えます。
    いっぽうで、これらの問題の解決策の一つとして、幼小連携の強化の必要性がさかんに議論されていますが、その実態は有名無実で、ふつう保育園や幼稚園で培われたものは就学後ほぼ信用されず、リセットされてしまう傾向が全国どこの小学校でもみられます。まれに優れた連携の実践に出会うこともありますが、ほとんどの場合、小学校1年生は何も知らない最下級生というレッテルを貼られ、白紙からの出発を強いられているように思えます。幼児期にはぐくんで身につけたものが、大人たちの視点で無いものとみなされてしまうというのは、たいへん残念なことです。
    しかし、そうであったとしても、身につけた「知」を導く力、資質・能力は個において決してリセットされる性質のものではないと信じ、本園ではこれからも、これまで通りの教育を進め、巣立っていく園児一人一人に託していきたいと考えています。